トランプの新しい治療法

ドイツではとりわけドナルド・トランプのコロナウイルス対策に関しては、批判が続出しているが、ほとんどあきれていると言う状態に見える。

SPDの保健医療の専門家であるラウターバッハはコロナウイルスを光や殺菌剤の注射で治療しようというドナルド・トランプの考えを厳しく批判し、トランプの提案を唖然として知ったとt-onlineに述べた。 (t-online April .24.)

彼のしていることは途轍もなく危険だ、とラウターバッハは批判している。それは死者をもたらすだけではなく、そうした発言は内戦を引き起こしかねない。なぜならとても多くのひとがトランプを信用するかもしれないからだ。ともかくたくさんの陰謀論があり、アメリカ社会は深く分裂している、と述べている。

トランプはコロナウイルスと戦うために、人間に直接殺菌剤を注射する事を調べさせている。そうしたやり方は命に関わるだろう。トランプはホワイトハウスの記者団の前で、「やっても良いような方法がある。注射をしてウイルスのほとんどを洗浄することだ。そうしたことを調べてみるのは興味深いことだ。もちろん医者に任さなければいけないが、私には興味深く思える」、と述べた。

また、光を使ったセラピーについても憶測をしている。「体を多量な紫外線や普通の光で治療する事を考えてみよう」、と述べている。「光を皮膚を貫通させたり、あるいは別のやり方で体内に取り込む事だ。研究者たちはこの可能性についても恐らく調べるだろう」、と付け加えた。

SPDの保健医療の専門家であるラウターバッハはこれについて、コロナ危機に対応する洞察と真剣さがトランプには明らかに欠如している、と述べている。このことは、ここ何週間か改善していなし、全く進歩がない。ラウターバッハは、トランプはそうした考えをソーシャルメディアから受け取っているのではないかと推測している。「トランプの主な情報源はソーシャルメディアだ。トランプは自分自身明らかにフェイクニュースから誤った情報を受けている。トランプはフェイクニュースを簡単に信じる犠牲者であり、そうしたニュースを拡散している。」